with a WISH のタキシードを実際の結婚式でお召しいただいた
お二人さまのご様子をお写真とともにご紹介

vol.09
Hiroki & Yuri
Wedding reception & party at Mia Via
明るい緑と光に包まれて笑顔と笑顔が近づく、Slow wedding
大阪府内でも珍しく、広い敷地にグリーンが溢れる邸宅ウエディングの会場は全天候型ガーデンも携えて、かけがえのない時間がゆっくりと流れていく。
最初にふたりで決めた「結婚式で大切にしたいポイント」がこれでした。
きちんと厳かな式をして、お待たせする時間などもなく、座席も自由に腰掛けていただき、私たち新郎新婦に気軽に話しかけられる…そんな空間作りを意識しました。
その甲斐もあり、15メートルものヴァージンロードを有する美しいチャペルでの挙式からパーティへの導線も実にスマートに進んだ。
挙式後のガーデンではゲストとの距離を縮めるため、高砂をローテーブルとソファーにし、全員がリラックスした様子でアミューズを楽しんだ。
その明るい雰囲気にはウエディングらしいふたりの白の衣装がとてもまぶしい。
クラシカルなオフショルダーが特徴的なAラインのドレスに、彼もテイストを合わせた柔らかなオフホワイトの新郎用モーニングでエスコート。
爽やかで賑やかなムードに溶け込み、シーンにマッチした様子が伺えた。

ガーデンから場所を移してのパーティ後半はきらびやかなペンライトの海からスタート。
ふたりを照らすスポットライトとペンライトの光に包まれ、ゴージャスな装いでの登場はとても印象的。
細身のシルエットにネイビーブルーが鮮やかなショールカラーのタキシードにスパンコールが瞬く赤いドレスのカップルコーディネートは「上品でゴージャス」というテーマに沿って選んだことで、とても統一感がある。
特に新婦のカラードレスと同色のペンライトを偶然に手にしていたゲストにはプレゼントも用意され、ウエアと演出がリンクする楽しい瞬間を作り出していた。
各テーブルで記念写真をスナップしながら時は流れ、再び会場は暗転し、ふたりとご家族にスポットが当たる。
まばゆい光の中で花嫁は最後の感謝の手紙を読み上げ、花婿の謝辞でパーティはエンディングを迎えた。
1日中、笑顔の絶えないゲストの方々も真摯に耳を傾けたこの瞬間はこの日一番の温度を持ったハイライトとなった。
後になり、結婚式を振り返ってみてふたりは語る。
「準備の過程では意見がぶつかることもありましたが、ふたりで話し合い、決めていくことで絆が確かに深まりました。
これから結婚式を迎える方々にも、納得いくまで話し合って、素敵な結婚式を迎えてほしい」
最初に決めたブレないポイント「ゲストに喜んでいただくこと」があったからこそ、ゲストとの距離も縮まり、「楽しかった」の声がいくつも聞こえる素晴らしいおもてなしの結婚式となった。
私たちに忘れかけていたおもてなしの基本を振り返らせてくださったおふたりさま、末永くお幸せであってください♡

DATA
タキシード
モーニングコート 710番 オフホワイト
タキシード
20347番 ロイヤルサックス
このカテゴリの過去記事一覧
Apr.16.2021
ウェディングスナップVol.12
ふたりが生まれ、それぞれに育った場所や年月。
Jun.17.2017
ウェディングスナップVol.11
春の訪れを今か今かと待ちわびる季節、蔵造りの街・川越で明治元年より続く料亭を舞台に親しい人々に囲まれて新たなご夫婦がまた一組、結婚式を迎えられました。
Mar.17.2017
ウェディングスナップVol.10
ひとつひとつの出来事にいつも「理由」をもって想いを馳せてきたおふたりの温かで笑顔に満ちたウエディング。
Oct.17.2016
ウェディングスナップVol.8
2月某日、都内某所のあるチャペルには真っ白な衣装に身を包んだおふたりさまとなんともいえない表情がたまらないワンちゃん2匹の姿がありました。
Jul.22.2016
ウエディングスナップvol.07
都内の喧騒を忘れてしまうような森の中に佇むカフェ・ブラッスリーはカジュアルにフレンチを楽しめる名店。
Jun.14.2016
ウェディングスナップvol.06
横浜港の桟橋跡地に新たに建ちあがったグランドオリエンタルは西洋と東洋の文化が混ざり合う魅力的な結婚式場。その最上階の船内をイメージして作られたハーバールームを舞台に大人ならではのこだわりを持つ、一組のカップルが誕生した。
ARCHIVE