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2020/04/14タキシードの基本
日本で暮らしていると、フォーマルな装いを強いられるシーンは少ないもの。
ご自身の結婚式が礼装のデビューとなられる方も多いのではないでしょうか?
その中で耳にするのが “タキシード” という単語…
タキシードって何?
なにか種類があるの?
そんな疑問が湧いてこられた新郎さまはコチラ → ★
今回はその “タキシード” の中でも【ブラックタイ】と呼ばれるタイプに
注目して解説していきたいと思います!!
まずはじめに結論から申し上げますと
ブラックタイとは「タキシードの正式な装い」のこと
です。それでは詳しく見て参りましょう~!!
目次
タキシード 20333番
まず
結婚式で新郎が着用している衣装の大半が “タキシード”
です。
では、そもそもタキシードとは何なのか?を確認してみましょう。
本来、最も格式の高い礼装の中に “燕尾服” と呼ばれるウエアがあります。
名前の通り、その後姿がツバメの尻尾のように長いジャケットのデザインで、
このジャケットが簡略化され、タキシードが誕生したという説があります。
なので礼装のランクとしては燕尾服に準ずる準礼装に位置づけられていますが、
現代では段々と燕尾服を着用する機会も減り、
タキシードの方が認知も進んだことから、ほぼ正礼装と同じ扱いがなされていると言われています。
着用シーンとしては、結婚式、晩餐会、夜間のパーティ、クルージングや
格式の高いレストランでのディナー等が挙げられます。
その着こなしには様々なアレンジも存在はするのですが、
特に気をつけなければならないのが、ドレスコードと呼ばれる服装規定に
【 ブラックタイ 】と記されていた時です。
ブラックタイのタキシードの特徴を整理すると
・タキシードは光沢のある拝絹のショールカラージャケットで
シングルのひとつボタンにカマーバンド着用、
側章入りのスラックスを合わせる
・シャツはウイングカラーに胸元はプリーツの入った白を着用し、
黒のボウタイ(蝶ネクタイ)と白のポケットチーフを胸ポケットに差し込む
・足元は靴紐のないエナメルシューズやオペラパンプスを合わせる
単純に
黒のネクタイやボウタイ(蝶ネクタイ)をつけていればOK という訳ではない
ので注意が必要です!!
テールコート 114番
ブラックタイと区別して【 ホワイトタイ 】と呼ばれるドレスコードがありますが
ホワイトタイトとは「燕尾服(=テールコート)の正式な装い」のこと
です。
前述のブラックタイ同様、
白のネクタイやボウタイ(蝶ネクタイ)をただ付けていればいいというわけではありませんので
こちらも注意が必要です。
ホワイトタイの特徴を整理すると
・燕尾服(テールコート)はツバメの尻尾のようなジャケット、白いベスト、側章入のスラックスを着用
・シャツは白のイカ胸シャツを着用
・白のボウタイ(蝶ネクタイ)、白のサスペンダー、白の手袋を持つ(握るだけで着用はしない)
・足元はタキシード同様、靴紐のないエナメルシューズやオペラパンプスを合わせる
燕尾服(テールコート)はフォーマルの最上級の礼装のひとつです。
タキシードの【 ブラックタイ 】と燕尾服(テールコート)の【 ホワイトタイ 】と
ドレスコード上で混同しないよう、覚えておきましょう!!
先ほど正式なタキシードの着こなしとして【 ブラックタイ 】をご紹介しました。
現代の特に日本では英国で発祥したとされるドレスコードが実はあまり浸透していないのも事実…
特に結婚式のタキシード文化においては独自の発展を遂げたところも多々あるくらいです。
そこで、厳密なブラックタイとは異なる点も多少ありますが、
正式な場でお召しいただいても遜色のないラインナップとして
先載の20333番に追加で3点のブラックタイをご紹介したいと思います。
上記掲載の3品番は226番のショールカラーにカマーバンドというスタイルが
最もポピュラーなブラックタイのタキシードですが、
227番や20382番のピークドラペルという下襟が突き出たデザインも
最近は高い人気を誇っています。
ヘチマのような形のショールカラーとこのピークドラペルには
格式の違いはないとされていますので、お好みで選んで問題ないと言えます。
また同じく227番や20382番のようにカマーバンドではなく、
ベストをあわせるコーディネートも日本のアカデミー賞授賞式等で最近は見受けられています。
正確にはヒダが上向きになるように着用するカマーバンドでのコーディネートですが、
よほどの「正式」を求められない限り、ベストアレンジも昨今では “アリ” なのでは?と思います。
左から タキシード 20380番、20347番、20350番
英国発祥の服装規定ドレスコードに基づき、
正式な礼装に当たる【 ブラックタイ 】について見てきましたが、
結婚式で着るタキシードとの違いはどんな点があるのでしょうか?
日本の結婚式で、新郎さまが【 ブラックタイ 】を着用していても
もちろんまったく問題はありません。
前述のとおり、日本の結婚式の現場ではタキシードが独自的に発展していることもあり、
実に多種多様なレンタルタキシードが存在しています。
正式なタキシードの1番大きな違いは「色」でしょうか?
様々な素材と染色技術でカラーリングされたタキシードたち。
掲載の3品番のように、比較的ベーシックなカラーリングから
最近ではブラウン、グリーン、そして赤も人気の高いカラータキシードです。
そしてもうひとつの違いは「デザイン」
カマーバンドを合わせたり、ショールカラーの仕様だったりと
わりとベーシックなデザインのタイプから
大胆にハーフパンツにアレンジされたタイプまでそのデザイン幅は多大です。
これらの「色」「デザイン」の掛け合わせによって生み出される結婚式のレンタルタキシード。
ウエディングパーティのテーマやモチーフに合わせて、
または花嫁さまのウエディングドレスやカラードレスと合わせて、
新郎さまにも楽しんでタキシードを選んでいただければと思います。
いかがでしたか?
私たち、取り寄せレンタルタキシードのwith a WISHでは
正統派なタキシードからアソビゴコロ溢れるタキシードまで
実に様々に100デザイン以上が常時レンタル可能です。
豊富なのはデザインだけではなく、
そのサイズ展開も最大で49種類のサイズをご用意しています。
まるでオーダータキシードを選ぶような感覚で
デザインもサイズもご自身のお好みでお手に取っていただける、
そんなラインナップになっています。
サイトに掲載中のタキシードはもちろんすべてレンタル可能!!
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