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2018/12/05タキシードの選び方
サイズが合っているってどういうこと?
新郎さまの中には普段スーツを着ていない方も大勢いらっしゃいます。
そういう方が着慣れないジャケット、パンツに加えて
ベストまでがセットのタキシードを結婚式だからといって
急に着せられても、よくはわからないものですよね?
もしかしたらよくわかなないままに着ているからこそ
「タキシードが似合わない…」
と感じている新郎さまもいらっしゃるかもしれません。
そこで今回と次回の2回にわたって
「タキシードのぴったりサイズ」についてお話できればと思います!!
まずは「サイズが合っている」とは、どのような状態を示すのでしょうか?
これには大きく分けて2つのポイントがあります。
①決められたポイントが身体にフィットしていること
②着ているご本人の着心地の満足感
この2つのポイントは実は全く似て非なるもの。
①は外から見て、他人が判断するもの
②は内から着用者本人が感じるもの
私たち取寄せレンタルタキシードのwith a WISHでは、このどちらも大切だと考えています。
どちらも無視できない、着こなしの大切なポイントです。
今日はこの①について、掘りさげて詳しく解説させていただきます!!
この「決められたポイント」というものがタキシードにはいくつかあります。
タキシードを着ている姿を他の人が見て「あぁ、きちんとキレイに着ているな」と判断するポイントです。
この二つを混同されている方も多いので、改めて復習しておきましょう。
肩山=前身頃と後ろ身頃を縫い合わせている部分のこと
袖山=肩山で縫い付けられた身頃と袖を繋いだ、盛り上がった部分のこと
ポイントとしては肩山が前や後ろに偏り過ぎていないか?
きちんと肩のラインの中央に乗っているのか?
袖山は肩の一番高いところにフィットして、詰まり過ぎたり、下がり過ぎていないか?がポイントです。
ジャケットの袖の長さを表しています。
タキシードの場合はジャケットの袖丈から1㎝~1.5cmほどタキシードシャツの袖丈をのぞかせます。
白が効いて、清潔感のある仕上がりに繋がります。
ちなみに適正な長さは、腕をまっすぐにおろした状態で、手のひらを地面と平行にした際、
手首の皺にシャツの袖丈がかかるくらいがベストです。
ということはジャケットの袖丈は、そこから1㎝~1.5cm短めがジャストサイズです。
着丈
ジャケットの縦の長さを現しますが、正確な表現では後ろ身頃の長さが着丈、
前身頃の長さは身丈と言います。
一般的には「着丈」の方なら聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか?
これらの長さについては正式な決まりはありません。
身長との比率もありますし、デザインによって長短があるのも事実です。
しかし、フォーマルウエアとしての観点から一つだけお伝えしたいのは
「お尻の山を見せないでください」ということ。
最近は花嫁さまがウエディングドレスをお召なのにも関わらず、
2ピースのスーツをお召の新郎さまがいるとか…
スーツはフォーマルウエアとは違います。
ウエディングドレスのエスコートをするウエアではありません。
お間違いのないよう、ご認識いただきたいものです。
最近のスーツは特にジャケットの着丈が短い傾向があります。
フォーマルウエアではゲストの方々にお尻を見せることは失礼に当たります。
“ファッション”だけでは片づけられない、“礼儀”や“マナー”があることを
忘れないでください!!
ポイントとしては、お辞儀をした時にお尻が丸だしにならない着丈であること。
最近は短めの着丈が中高ではありますが、あくまでお尻の一番高い山の位置は
見せないよう、気を配ってください。
レンタルのタキシードにはほとんどの場合、サイズ調節ができるアジャスターがついています。
しかし、これはあくまで補佐的な調整器具。
正式なフォーマルウエアは「サスペンダー」の着用が必須です。
タキシードのパンツはカジュアルなパンツのように腰に引っかけてはくパンツではありません。
腰位置に合わせて、アジャスターを絞めてしまうとしまうとウエストにシワが寄ってしまいます。
サスペンダーで肩から吊ることで、美しいパンツシルエットを描き出します。
また吊ることで、ウエスト位置が固定され、着くずれ防止にもなりますし、
タキシードシャツの裾の飛び出しを防ぐ効果もあります。
サスペンダー利用をしない、面倒くさがっているお店は信用されない方がいいくらいです!!
ですので、ウエストはウエスト位置に合わせるのではなく、むしろ股下が余り過ぎないよう、
サスペンダーできちんと調整したその位置こそが
正しいウエスト位置といえるということです。
実は男性の好みが最も現れるのがパンツ丈と言われています。
長めが好きとか短めが好きとかお好みはそれぞれ。
まして現在のwith a WISHでも9分丈のデザインがあったりとバラエティに富んでいます。
そこでいくつか一般的なパンツ丈の適正とされる長さをご紹介。
☆長めパンツ丈
パンツの裾が足の甲にあたり、九の字型に皺が入る(ワンクッション)長さ。
比較的パンツ幅が太めのものや、ウエストにタックが入っているようなものに向いています。
☆ジャストパンツ丈
パンツの裾が足の甲に触れてながらも特にシワが入らない長さ。
どんなデザインのパンツにも向いています。
☆短めパンツ丈
パンツの裾が足の甲に触れない長さ。
細身のパンツやノータックのパンツ、裾に向かって先が細くなるデザインの
テーパードパンツに向いています。
この3種類さえ抑えていれば、選んだタキシードのパンツのデザインによって、
ご自身の好みも交えてパンツ丈を決めていかれるといいかと思います。
その際の注意点はただひとつ!
股上はサスペンダーで吊った状態で適正になっていますか?
そこを合わせていないと、着付け方によっては股下は簡単に狂ってしまいますので、
どうかお気をつけください。
ここまで書いてきましたが、少し長くなってきましたので、
続きはまた次回(←後篇はコチラ)に!!
いかがでしたか?
このように取寄せレンタルタキシードのwith a WISHでは
すこしでもタキシードを素敵に着てくださる新郎さまが増えるよう、
これからも情報発信していきますね!
また、私たちのタキシードは全国約3.000店のホテル・式場衣装室、専門衣裳店、
ドレスショップ及び東京・大阪の直営店で
取寄せレンタルにてお取り扱いしております。
HPに掲載している商品は店頭にはないものが多数。
ご新郎さまのサイズに合わせて、お好きなデザインのタキシードを事前にお店に取寄せ、
プロのアドバイスを聞きながら、ご試着していただくシステムです。
気になるタキシードが見つかったら、最寄りの店舗に直接お問い合わせください。
レンタルについての詳しい説明はこちらもご参照を→★
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