

着慣れないドレスやフォーマルウェアのイメージに縛られて、ふたりにとってこの上ない一日を型にはまったスタイリングにとどめてしまうのはナンセンス。
大切な人々を招いて未来への宣言を行うとき、纏いたいのは自分らしいコーディネート。
ゲストから「ふたりらしいね」という声が聞こえてきそうなこだわりを宿したスタイルで、自分史上最高に輝く一日を描いてほしい。




ドレス選びで後悔したくないという想いが強すぎて、「周ったショップの軒数ばかりが増えて、どんなドレスが良いのか分からなくなってきた…」という負のスパイラルに迷い込んでしまう花嫁は少なくないはず。
そんな花嫁にリコメンドしたいのが、逆に自分の理想のドレスをカスタマイズして作るという提案だ。
カスタマイズの方法はシンプルで、カクテルサテンのAラインの(1:FR037)や軽やかなチュール地の(2:FR060)など5種にわたるベースドレスから好みのタイプを選び、そこに8種類のトップスを合わせていくというもの。
全40通りのスタイルはオーセンティックな王道系からカジュアルテイストなものまでさまざまで、例えば(1:FR037)にクラシカルなパコダスリーブを合わせた(3:X10037+FR037)とトランスペアレントなショルダースリーブをミックスした(4:X10044+FR037)では、全く別のドレスのように印象がシフトする。
会場ロケーションや自らのセンスにもフィットするベストなカスタマイズドレスが、式当日、自信に満ちた笑顔をプレゼントしてくれるはず。












恐らく大多数の花婿が、衣裳選びではじめて目にするフォーマルウェアの数々。
並べられたコーディネートに圧倒され、思わず無難な一着を選んでしまう人もいるのでは?
でもそこで、ひとさじの遊び心を取り入れたスタイルにも注目してほしい。
ポイントは、程よく個性を輝かせてくれるファッショナブルなベスト。例えば普段からカジュアルテイストな装いを好む花婿には、1(20346)や2(20332)といったチェック柄のプリントベストがお似合い。シックなフォーマルウェアにデイリー要素を取り入れてくれるアイテムで、適度に力の抜けたルックに導いてくれる。
対照的に優雅で大人なコーディネートを目指したいなら、ジャガード生地の花柄ベストを合わせた3(20314)がおすすめ。
まろやかな光沢を放つピンクシャンパンの装いをブラウンカラーのベストがぴりっと引き締め、スタイルアップにも活躍するまた開放的なビーチウエディングを予定しているなら、4(20356)のボーダー柄や5(20362)のボタニカル柄といったリゾートテイストなベストも注目。多彩にそろったデザインが、オリジナリティが光る晴れの日の装いを約束してくれる。

エディター&スタイリスト
磯部 彩
isobe aya
武蔵野美術大学卒業後、津田美絵氏に3年間師事したあと独立。
現在「ゼクシィ」「ゼクシィPremier」「ゼクシィ国内リゾートウエディング」
「ゼクシィ海外ウエディング」「MISSウエディング」など多くのブライダル雑誌で
編集&スタイリングを手掛けるほかWEBサイト「SPUR.JP」でも
ウエディング記事を定期配信中。
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