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選択肢がどんどん広がりを見せる、昨今の結婚式の衣装選び。
その中でタキシードは “作る/オーダー” と “借りる/レンタル” が2大潮流になっています。
今回はその “作る/オーダー” と “借りる/レンタル” の
それぞれに注目して、詳しく見ていきたいと思います。
目次
まずは “作る/オーダー” タキシードから見ていきましょう。
一言で “作る/オーダー” と言っても
実はその中にいくつか種類があるのはご存知ですか?
細かく分類すると難しい名称も出てきますので、
ここではわかりやすく2つにしぼってご紹介致します。
1つ目は「サイズオーダー」
これは店頭にある既存のタキシードのデザインはそのままに
新郎さまのサイズでタキシードを作るというパターン。
その中で既存の生地と色違いにすることが可能な場合もあれば、
ボタンひとつでさえも変更不可な場合もあります。
また「新郎さまのサイズ」といっても
細かく採寸して、ちょうどいいサイズを個別に指定することが
可能なサイズオーダーもあれば
「新郎さまのサイズ」に最も近い既存の号数での
サイズオーダーもあります。
2つ目は「フルオーダー」
デザインを始め、生地、ボタンといった素材的なものから
サイズに至るまで、すべてご新郎さまのお好みで作られます。
オーダースーツなどを作られた経験のある新郎さまなら
慣れていらっしゃる工程かもしれませんが、
そういったご経験のない新郎さまですと
ジャケットの襟のデティールやボタンの数など
少し戸惑うこともあるかもしれません。
またフルオーダーとは少し異なりますが
各項目(襟の形やポケットの形など)から好みで組み合わせていくなど、
あまり戸惑わずに作っていく方法もあります。
どこまで自分の好みでデザインもサイズもオーダーできるのか?は
大事な部分だと思いますので、はじめに店頭でご確認いただくのがマストです。
それではオーダータキシードのメリットとはどんなものがあるでしょう?
まずはなんと言っても「自分の好みどおりに作れる」ということではないでしょうか?
ウエディングドレスはものによっては大きければ少し詰めたり、
肩ひもの長さを調整したりといったお直しも出来ますが、
タキシードは肩幅を詰めたり、
袖を詰めたりといったお直しは出来ません。
治せるの丈修正くらいですが、これも素材によっては不可の場合も多数あります。
そこがオーダータキシードなら
ご自身の身体にぴったりのサイジングでタキシードを作ることが出来るのです。
さらに既成品でよくある、ここがもうちょっとこうならな~といった
デザインの細かいディティールへの注文も
オーダータキシードなら叶えることができるのです。
例えばウエディングシーンではあまり見かけませんが
ポケットにフラップがついていてもいいですし、
ボタンの素材やボタンホールのステッチのカラーを1ヶ所だけ
こだわりで変えてみたりといったことも可能です。
そしてレンタルとの大きな違いは【手元に残ること】です。
借りて返してしまうのとは異なり、
手元にあれば他の用途で使うこともできますし、
リメイクが可能なオーダータキシードなら
より広い用途で2次利用も可能です。
ではデメリットはどんなことがあるのでしょうか?
まずは【納期】の問題です。
受注して初めて作り始めるのがオーダータキシード。
新郎さまのお手元に届くまではある程度の日数がかかります。
一般的な目安では3ヶ月前後。
生地にこだわる場合は半年ほどかかる場合もあるようです。
しかしながら新郎さまの衣装選びは
ご挙式の3~2ヶ月前に見始める方が最も多いそう。
スタートが遅れると、オーダーしたいのに間に合わないリスクがあるのです。
もちろん【ご予算】がネックになられる場合もあります。
こだわればこだわった分、お値段が張る可能性も高いため、
定まったご予算がある場合はオーダーが難しいこともあるようです。
そしてオーダータキシードを作る際には
【明確なビジョン】も必須だと思います。
どんなタキシードを作りたいですか?と訪ねられた際に
明確に答える自信はありますか?
せっかくオーダーするのに「何でもいい」では残念過ぎます。
レンタルとは違い、オーダータキシードの場合は
現物のサンプルで自分のサイズがない場合もありますので、
実際に着て試すことのないまま、オーダーをしないといけません。
どんなタキシードを作りたいのか【ビジョン】がまったくない方は
苦戦してしまうかもしれないという点です。
ただ、そういった新郎さまを導いてくれるスタッフさんのいる
お店もたくさんあると思いますので、ご自身で「この人になら任せたい」と
思えるまでお店選びをされるのもおすすめです。
それでは “借りる/レンタル” タキシードについても見ていきましょう。
一生に一度の結婚式、一生に一度かもしれないタキシード。
一生に一度だからこそ、普段とは違う
華やかな装いで花嫁と並びたい。
そんな思いに応えるならレンタルタキシードはとてもおすすめのチョイスです。
一昔前なら青魚のようなビカビカした光沢のシルバータキシードを
Mサイズが小さければ、少々大きくてもLサイズを着せられて
いかにも「借り物」みたいなタキシードしかなかったこともありました。
しかし現在は花嫁さまだけでなく、
主役のおふたりでの装いが注目される時代です。
各店頭でもさすがに2~3種類のメンズタキシードから
比較的近いサイズのものを選ぶといったことはないのではないかと思います。
挙式のセレモニーの会場に合わせて、
その時のウエディングドレスに合わせて、
パーティの雰囲気は豪華なのかカジュアルなのか、
またはアットホームなのかなど、各シーンに合わせて
レンタルタキシードが選べる時代になってきています。
またサイズもいわゆるS/M/Lといった展開ではなく、
サイズの縦の基準となる身長に合わせる号数
(160センチ=3号 ~ 190センチ=9号)と
横幅に合わせる胸囲と腹囲を表す号数(◯体と表記)
(胸囲86センチ、腹囲72センチ=Y体 ~ 胸囲134センチ、腹囲134センチ=K体)との
掛け合わせで選ぶことが可能です。
そして各店頭のラインアップだけでは物足りない時は
取り寄せてレンタルできるタキシードがあります!!
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最後にレンタルタキシードのメリットとデメリットについて見てみましょう。
レンタルタキシードのメリットは、
ご結婚式までにご準備の日数が限られていても
在庫に空きさえあればご準備が可能なことです。
またお作りになられるタキシードよりも
低予算でレンタルが可能な場合も多々あります。
そしてご試着時に現物でお試しいただくことが可能ですので、
実際のフィット感や生地の質感といった着心地を
すべて体感していただけることです。
さらにはご試着時に花嫁のドレスと同じレンタルショップであれば
おふたりの装いを並んでお試しいただくことも可能です。
それではレンタルタキシードのデメリットはどんなことがあるのでしょうか?
まず、すでに存在している既成品になりますので、
細かいデザインのディティールは変えることができない点です。
生地の色がお色直しのカラードレスと合わせるには
もう少し濃い方が…といった際にも生地を変えることはできません。
またご新郎さまのお身体に合わせてのお作りではありませんので、
サイズの微調整も不可能になります。
こういったメリットとデメリットをよく比較して、
タキシードをご準備される際のご参考になれば幸いです。
またレンタルのデメリットをカバーする豊富なタキシードのデザインと
細分化され、最多49種ものサイズを展開をする
“取り寄せレンタルする”タキシード も候補に入れていただければ、なお幸いです。
東京と大阪の直営店でご試着及びレンタルが可能です。
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